【ネクストボード研修を受けて学んだこと実践で得れたもの】

今回の社員スピーチでは、ベネフィット・アップの村店長が参加したネクストボード研修での学びと、それを実際の現場で実践して得られた成果について発表していただきました。

1.ネクストボード研修で学んだこと

まず研修を通じて、以下の内容を学びました。
仲間意識:自分の事業部・店舗だけでなく、会社全体の成長を見据え、互いに協力し合うことの大切さ。
危機意識:コロナ禍のような有事だけでなく、常に予測不能な状況に備え、柔軟に乗り切る準備をしておくこと。
当事者意識:他人事と思わず、あらゆることに責任をもって取り組む姿勢。

これらを踏まえたうえで、リーダーシップとは

「人のビジョンを高め、成果水準を上げ、その人の限界を超えさせる力」

だと実感し、さらに、数字の達成だけに注目するのではなく、本質的な目標を見据えることの重要性にも気づかされました。

2.学びの実践とスタッフとのコミュニケーション

2-1. ゴール設定と細分化

研修後の具体的な取り組みとして、目標値・ゴールを明確化し、そのためのプロセスを細分化しました。特にスタッフには、キャンペーンや集客への取り組みを積極的に提案してもらい、数字を“追う”だけでなく“どう行動すれば結果につながるか”を考えられるように働きかけました。

2-2. 目標意識の共有と成果

コミュニケーションを強化する中で、スタッフ自身も「出勤している時間内で何ができるか」「月末に向けてどのように数字を積み上げていくか」を考えるようになり、結果として全員で支え合うチーム体制ができあがりました。
一方で、店舗ごとの独自ルールや基準のブレが課題となり、今後は同じ会社・グループとしてプロとしての統一基準を目指す必要があると感じています。

2-3. ツイークプラス西泉店の具体的成果

ツイークプラス西泉店では、少人数での営業にもかかわらず、年末の体調不良による欠勤が重なった中でも協力し合い、2021年10月の改装後から3年間で最高売上を達成しました。
これは研修で学んだパワールーティーンをはじめ、全員がゴールに向かって動くことが大きく影響したと感じています。リーダーは目標設定や企画立案を明確にし、スタッフを巻き込みながら実行⇒検証⇒改善を繰り返すことで、成果の最大化に寄与できると学びました。

3.リーダーシップの再確認

リーダーシップとは「影響力」であり、仲間をフォロワーとしながらお互いの求めるものを理解し、ポジティブに巻き込むことだと再認識しました。
約束を守る(他人との約束・自分との約束)
悩みや課題に正面から向き合う
感謝の言葉を積極的に伝える

これらを日々意識することで、スタッフとの信頼関係を築くよう心がけています。特に「ありがとう」を1日10回言う習慣は、言葉にして感謝を伝える大切さを改めて感じられる取り組みです。

3-1. スタッフとの会話とモチベーション向上

私自身、体調が悪い日もあれば、疲れてしまう日もありますが、リーダーの元気の有無がスタッフにダイレクトに影響することを痛感しました。
そのため、自分の軸がブレないよう常に夢を描き、行動に移し、スタッフとお互いにサポートし合う関係を育てています。

3-2. 「楽しい」だけでなく「成果につなげる」

楽しく働くことはもちろん大切ですが、そこに明確なゴールや目標値を設定し、キャンペーンや販売促進を通じて成果を実感することで、スタッフのモチベーションは格段に上がることがわかりました。
実際、クリスマス向けのギフトセットを販売し、通常の3倍の店販売上を達成した店舗では、スタッフ自身が“お客様の喜び”を感じ、数字としての結果も出たことで、次の提案への意欲が高まっています。

4.経営の組織化とOODAループ

5回目の研修では、経営の組織化を学び、そこで紹介されたOODAループ(Observe, Orient, Decide, Act)が実践レベルで形になったと感じています。
人との対話、信頼が全ての土台
部下とのコミュニケーションが未来を作る
相手を理解し、相手からも理解してもらうための日頃の笑顔、感謝、気配り

これらを意識するなかで、1日1つはスタッフとの会話で共通点を見つける、批判せず尊重する、スタッフに課題を与え達成をアドバイスするなどを実践しています。

4-1. 店舗間コミュニケーションと自主性の芽生え

店舗によってはリーダーが不在でも目標達成に向かって自主的に動けるチームが増えてきました。何が足りていないのかを考え、すぐに改善策を出し合えるようになり、ほうれん草(報・連・相)もスムーズに行われています。
また、グループLINEなど全員が共有できるツールを使って意見を出し合うことで、各店舗の違いや独自ルールをなくし、共通のゴールを目指す取り組みを進めています。

5.下半期の3つの約束と今後の展望

下半期の更新発表の場で、私は以下の3つの約束を掲げました。

  1. 会社・店舗への約束:「風通しがよく、夢を持って働ける会社にします。」
  2. 部下への約束:「仲間が挑戦できる環境を作り、成功をアシストします。」
  3. 自分への約束:「感情的にならず、冷静な対応と判断をします。」

実際には、スタッフとのすれ違いでモヤモヤしたり、冷静さを失ってしまうこともありました。しかし、全員でミーティングを行い、店舗間の違いや独自ルールを精査し、風通しのいい環境を作る計画を進めています。

5-1. 現場スタッフの意見を尊重する

・「楽しく働けること」
・「お客様に技術と結果で感動していただくこと」
・「自分たちの視座を高めて学び、成長できること」
これらが実現すれば会社が発展し、「ここで働きたい」「もっと成長したい」と思う人材が増え、スタッフの定着率向上にもつながると考えています。幸い私の店舗では入社歴の長いスタッフが多く、9年以上も一緒に働いてくれている仲間がいます。彼女たちと築き上げたものを大切にしながら、新たなチャレンジにも力を注ぎたいと思っています。

5-2. ベネフィットアップとしての貢献

ベネフィットアップとして、アースグループにしっかりと貢献し、売上や利益を作れるプロ集団を目指す所存です。足を引っ張らないよう、私自身も引き続き尽力し、皆さまと協力しながら“夢を語り合える”会社・店舗を作っていきたいと思います。

6.終わりに

今回の研修で学んだ「仲間意識」「危機意識」「当事者意識」は、スタッフやお客様、会社全体にとっても必要不可欠だと強く感じました。リーダーとして、明確なゴール設定、ポジティブな巻き込み力、そして感謝の姿勢を忘れずに行動し、スタッフ一人ひとりが“プロとしての舞台”で輝ける環境を整えていきます。

今後ともご指導・ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたします。
ご清聴ありがとうございました。