8月1日 オンラインにてアースグループの全体朝礼を開催しました!
河端社長から全社に向けたメッセージをご紹介します。
■ 短期目標とこれからの展望
現在、外食や小売の店舗ビジネスの世界では、大きな変化が起きています。後継者がいないために閉店する店舗や、経営が続けられず手放される店舗が増えています。その一方で、そうした店舗を買収して再生し、再び地域のお客様に必要とされる存在にしていく動きが活発になっています。
私たちも短期目標の一つとして「店舗数の拡大」を掲げています。ただし大切なのは、店舗を増やすこと自体ではありません。増やした店舗をしっかりと運営し、成果を出せる体制を築くことです。そのためには資金だけでなく、現場を任せられる「人材」、そして人を育てる仕組みが欠かせません。いくらチャンスがあっても、対応できる人材がいなければ、せっかくの機会を逃してしまいます。だからこそ、今の私たちにとって最も重要なのは「人材育成」です。
先日、ある政治家の方と話をしました。選挙の時には理想を語っていた人も、当選してしばらくすると、目先の損得やお金に流され、最初の思いを見失ってしまうことがある。そんな話でした。これは政治だけの話ではありません。私たちも同じで、最初に掲げた理念や目標を見失い、目先の売上や損得に流されてしまうことがあります。でもそれでは長続きしません。会社としても、社員一人ひとりとしても「自分たちは社会やお客様にどう役立てているのか」という原点を常に意識することが大切です。
■ 人的資本を育てる
会社の資源には、お金や設備、店舗など色々ありますが、一番大切なのは「人」です。人は放っておけば力を発揮できなくなります。しかし教育や経験、理念の共有を通じて育てていけば、会社の「資本」となり、大きな力になります。
経営陣の役割は、人を育てる仕組みを整えること。社員の皆さんの役割は、現場でお客様に価値を届けることです。その両方がそろって初めて、会社は成長していけます。皆さん一人ひとりが成長し、力を発揮できるようになれば、会社全体の成長にもつながります。
■ 顧客資産価値(LTV)の向上
お客様との関係を長く続けていくことが、店舗経営ではとても重要です。一度来ていただいたお客様に、繰り返し選んでもらえるかどうか。それが会社の未来を左右します。
お客様が大切にしているのは「品質」「価格」「利便性」です。このうち、これからさらに重要になるのは「利便性」だと考えています。サブスクリプションの仕組みやSNSでのつながりなど、お客様が「使いやすい」と感じる工夫を増やすことが必要です。これまでのやり方を守るだけでなく、時代に合わせた変化に挑戦していきましょう。
■ 3つの視点 ― ビーイング・ドゥーイング・ハビング
お客様や部下と関わるときに意識してほしいのが、これら3つです。
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ビーイング(あり方・目的)
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ドゥーイング(やり方・行動)
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ハビング(捉え方・結果)
例えば「痩せたい」と考えるお客様の場合、ただ体重を減らす方法(ドゥーイング)を提案するだけでは不十分です。「なぜ痩せたいのか」という目的(ビーイング)を理解し、最終的にどのような状態を望んでいるのか(ハビング)まで共有することが、本当に満足していただける関係づくりにつながります。
これは社内の人間関係でも同じです。相手の目的や背景を理解し、その上で一緒に行動していく。そうした姿勢がチームの信頼を生み、成果を大きくしていきます。
■ 「オア思考」ではなく「アンド思考」
仕事をしていると「どちらを取るか」という選択に迫られることがあります。たとえば「スピードか品質か」「短期か長期か」。しかし、どちらかを捨てるのではなく「両方を実現する」姿勢が大切です。
有名なユニクロは「低価格」と「高品質」という一見矛盾する要素を同時に実現することで成功しました。当社も「オア思考」ではなく「アンド思考」で挑戦し、両方を追求する企業でありたいと思っています。
■ 最後に
最後に、皆さんにお願いしたいことがあります。まず「傾聴」を大切にしてください。相手の話をしっかり聞くことは信頼関係の基本です。そして自分が話すときは「結論から伝える」ことを意識してください。短い時間で正しく伝える力は、現場でも社内でもとても役立ちます。
また、失敗を恐れず挑戦してください。挑戦には失敗がつきものです。しかし、その失敗は必ず自分を成長させ、会社の力になります。挑戦を避けていては成長はありません。積極的に取り組み、学びながら進んでいきましょう。