野々市交遊舎にてアースグループの全体朝礼を開催しました!
河端社長から全社に向けたメッセージをご紹介します。

上期総括と「VUCA」への対応
上期の売上は前年比約107%の増収となりました。一方で原価や人件費の高騰により、営業利益は減少しました。増収減益の因果関係を分析し、再現性のある「勝ち方」を確立することが求められています。通期では売上30億円、利益率6%以上の確保を目標とし、その利益をお客様満足度向上への投資と、社員への還元につなげていきます。
今は「VUCA」と呼ばれる、変動・不確実・複雑・曖昧な時代です。環境の変化に流されず、自ら考え行動する力が問われています。アースグループはこの時代を前向きにとらえ、「Simple・Speed・Science」の3Sを行動指針としています。
– Simple:わかりやすく、ムダをなくす。
– Speed:迅速に動き、前向きな失敗を恐れない。
– Science:再現性ある仕組みをつくる。
私たちの使命(Mission)は3つの方向から成り立っています。
① お客様の本質的な欲求に応え、期待を超える価値を提供すること。
② 社員の人生を応援し、主体的に成長できる環境をつくること。
③ 雇用を生み、地域と社会に貢献すること。
そして、未来像(Vision)は「短期・中期・長期」で明確に定めています。短期では多業態フランチャイズの更なる拡大と新規事業の創出、中長期では新規事業の収益化とホールディングス体制への移行を目指します。最終的には「社長100人を生み出す構想」のもと、自立した考えで行動できる経営人材を育てます。
下期の重点課題
1. 収益構造の見直しと可視化(客数・単価・構成比の分析)
2. 原価・経費の最適化(価値に直結しない支出の削減)
3. 成果の因果管理(施策と結果を結び成功体験を再現)
4. 海外人材事業の拡大(送出し〜受入〜支援を一体運営)
5. 組織の自立化(事業部ごと、各社員が経営者意識を持つ)
具体的には、ヘルスケア事業部が12月に障がい者グループホームを開設予定。人材開発事業部のベトナムでの人材育成プログラム、不動産事業部は金融機関と連携し、収益モデルを再構築しています。飲食・美容などのフロービジネスと、介護・人材などのストックビジネスを両立させ、安定的な経営基盤を築きます。
結果を出すために大切なのは「自責の姿勢」です。結果が出ないとき、他人や環境ではなく、自分に原因を探す。その意識が成長を生み、小さな差を積み重ねて大きな成果へとつながります。
アースグループは「一枚岩」として理念と数字の両輪で前進します。利益は目的ではなく手段です。その利益をお客様の感動価値と社員の幸福へ還元し、地域に貢献できる企業であり続けなければなりません。
「百折不撓」
下期も、このスローガンのもと、全員で力を合わせ、次のステージへ挑戦していきましょう。

