こんにちは、株式会社アースの広報担当です。
6月3日に毎月の全体朝礼が開催されました。
まずは、河端社長からのメッセージです。
① 計画立案と実行:言うは易し、行うは難し
計画は、達成可能で意味のあるものでなければなりません。 自分の経験だけに頼るのではなく、綿密な計画を立て、それに沿って行動することが重要です。
② 組織の成長:個人の成長なくして組織の成長なし
会社の成長には個人の成長が不可欠です。
「会社として将来のビジョンや先に進んでいくことを考えれば、当然自分たちも成長しなくちゃいけない」
個人が成長しないと、周囲にも悪影響を及ぼします。特に、成長意欲のない上司のもとで働く部下の立場を想像してみてください。企業の発展には、全員が成長志向を持つことが重要なのです。
③ 真のリーダーシップ:教えることと与えること
リーダーには、自分の時間を他人のために使う覚悟が必要。
「自分の時間を他人に使ってこそ本物の上司」「人のために使えないっていうことであれば、自分だけの世界になる」
真のリーダーは、技術的なスキルだけでなく、考え方や人生観を部下に伝える「聖職者」のような存在です。これにより、部下の人生にも良い影響を与えられるのです。
④ 仕事の本質:数字を追うだけでは不十分
日々の売上や業績だけを目的にすると、仕事がつらくなるだけ。
「会社の理念は目的ですから、日々の売上とかの日々の業績といったことを目的においてしまうとつらくなる」
数字は手段であって目的ではありません。食事が生きるための手段であるように、売上は会社が目指すビジョンを実現するための手段なのです。
⑤ 成功への僅差:基本の積み重ねが大差を生む
成功と失敗を分けるのは、わずかな差。
「いい店舗とパッとしない店舗の差ってどれだけ大きいかというと、そんなに大きい差はなくて、僅差は大差です」
笑顔に一言を加えるなど、基本的なことを地道に積み重ねることが、大きな結果の違いを生み出すのです。
⑥ 自立と成功:リーダーシップの真髄
成功する人の特徴として、社長は次の5つを伝えてくれました
1. 自立する
2. リーダーになる
3. 教える
4. 与える
5. 実績を残す
反対に、成功できない人は、依存的で、フォロワーに徹し、得ることばかりを求めている人です
⑦ 仕事の3つのレベル:作業、業務、仕事
日々の活動を3つのレベルに分けてください
1. 作業:決まったことをする(ルーティン)
2. 業務:改善を加える
3. 仕事:確信を持って新たな取り組みをする
単なる作業から、改善を加える業務へ、そして確信を持って新しいことに挑戦する仕事へ。このステップアップが、個人と組織の成長につながるのです。
★まとめ:組織成長の鍵は個人の成長
この社長の講話から、組織の成長には個人の成長が不可欠であることを理解し、計画を立てて実行し、リーダーとして他者に与え、基本を大切にしながら改善を重ね、自立して新しいことに挑戦する。こうした姿勢と個人の成長が、企業の持続的な成功を導くのです。
役員スピーチはフード事業部部長 鶴田義和 から キャプテンシップという内容でスピーチをしていただきました。
皆さん、こんにちは。本日は「結果を出す本物のリーダーになる」
そもそもリーダーの本質とは何でしょうか。
それは、
では、リーダーに必要な条件とは何か。
それは、権力、結果、
そして今日、私は新しい概念を皆さんに提案します。
「 キャプテンシップ」です。
キャプテンシップの真髄は、
トップとメンバーの橋渡しをし、
ただし、ここで誤解しないでください。
では、このキャプテンシップを養うには何が必要か。
4つの要素があります。 1. 諦めない姿勢と強いやる気—困難に立ち向かう勇気です。 2. 想定外のことへの適応力—変化を恐れず、柔軟に対応する力です。 3. 自分で解決しようとする主体性—誰かに頼るのではなく、 自ら動く力です。 4. 多様な人を巻き込むコミュニティ力—違いを尊重し、 共に歩む力です。 これらは、社長がいつも語る「仲間意識」「当事者意識」「 危機意識」と通じるものです。つまり、キャプテンシップは、 私たちアースグループの価値観そのものなのです。 今、この会場には多様な役職者がいます。店長、施設長、 マネージャー...。肩書きは違えど、 皆さんはアースグループのキャプテンです。 このキャプテンシップを養い、主体性を持って仲間を巻き込み、 力強く行動すること。それが、 今の私たちに最も必要なことなのです。 変化の激しい時代、 リーダーシップの在り方も進化しなければなりません。 キャプテンシップという新しい概念を通じて、 私たちは組織の未来を切り拓いていけるはずです。 皆さん一人一人が、アースグループの真のキャプテンとなる— そんな未来を、共に創っていきましょう。
社員スピーチは フード事業部 統括店長 中島大輔 から 「昨年の実績の要因と行動したこと」 についてお話いただきました。
1. サービス向上を通じた客数増加戦略
売上拡大の鍵は「客数×客単価」であると認識しています。特に客数を増やすためには、サービスの質を高めることが不可欠だと考えています。その中で最も重要視しているのが、お客様を迎える接客の内容です。
具体的には、はきはきとした大きな声でのお出迎えとお見送りを全スタッフが実践できるよう、接客7大用語を出勤時に唱和することを始めました。この取り組みは、ある有名ラーメン店の素晴らしい接客をモデルにしています。自身、その店の接客に感銘を受け、同様の温かい雰囲気をスタッフと共に作り上げようとしてきました。
さらに、忙しい時こそ基本に立ち返る姿勢を重視し、お茶出しや料理の提供が遅れることで、お客様の満足度が低下することを懸念し、忙しい時でも声を出して店内の状況を全員で把握し、お客様を満足させるサービスを目指してきました。
2. スタッフの意識改革によるサービス品質の向上
スタッフの意識改革をサービス品質向上の鍵だと考えています。特に、「お客様から何を頂いているか」を常に考えることを促しています。
キャストさんに「お給料は誰からもらっているか」と質問すると、8割の人が「会社から」と答えます。しかし、私は違う見方を説明します。会社の給与原資はお客様からの売上であり、つまりお給料はお客様から頂いているという考え方です。
この視点をスタッフと共有することで、お客様一人一人へのサービスの質が向上し、スタッフのお客様に対する気づきが増え、初動が速くなりました。その結果、お客様から「ありがとう」の言葉をより多く頂けるようになり、来店数の増加、売上・利益の向上につながりました。
さらに、この考え方は新規雇用にも活用しました。面接時に同じ質問をし、「お客様から給料を頂いている」という意識を持てる人材を採用しています。その結果、トレーニング期間の短縮や定着率の向上など、人件費の適正化にも寄与しています。
3. 基本の徹底と新規施策への挑戦
基本を徹底することの重要性を強調しつつ、新しい施策への挑戦も忘れません。忙しい時こそ、お茶出しや料理提供の速さなど、当たり前のことを当たり前に行う体制づくりに取り組んでいます。
同時に、自分自身が飲食店に行った際に「してほしくないこと」を、自店でお客様にしないよう常にスタッフに伝えています。つまり、自分の経験を基に、お客様の立場に立ったサービスを徹底しています。
一方で、新規施策に取り組み始めました。テイクアウト注文アプリの採用でiPadの導入により、テイクアウトという新たな売上構築にチャレンジする計画があります。この施策には費用がかかりますが、将来の成長に向けた投資と捉えています。