- 薄毛や抜け毛が気になる方
- 頭皮環境を改善するためにシャンプーブラシの使用を検討している方
近年、頭皮ケアへの意識の高まりとともに、シャンプーブラシが注目を集めています。頭皮ケアのために、日ごろのホームケアとしてシャンプーブラシを取り入れている方も多いのではないでしょうか?
一方で、シャンプーブラシは頭皮に刺激を与えるためハゲるのではないか?と不安に思う方も少なくありません。
そこで今回は、シャンプーブラシと薄毛や抜け毛の関係性について解説します。シャンプーブラシの効果や正しい使い方についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
シャンプーブラシを使うのハゲるの?
結論から言うと、シャンプーブラシを使うこと自体はハゲる原因にはなりません。
しかし、使い方を間違えると頭皮や髪の毛に負担がかかり、薄毛や抜け毛をひき起こすおそれがあります。特に、頭皮が荒れていたり炎症を起こしていたりするときは、シャンプーブラシの使用は控えましょう。
シャンプーブラシの効果を実感するには、正しく使うことが大切です。
もし現状、抜け毛や薄毛で悩まれているようであれば、まずは専門家へご相談ください。
シャンプブラシを使うことで期待できる効果とは?
シャンプーブラシを使うことでどのような効果が期待できるのでしょうか?
抜け毛や薄毛を予防する効果が期待できるなら、ぜひ使ってみたい!という方も多いでしょう。
シャンプーブラシを使うことで期待できる効果を確認しましょう。
1:頭皮の血行促進
シャンプーブラシで頭皮を適度にマッサージすることで、頭皮の血行を促進させる効果が期待できます。頭皮の血行が促進されると、酸素や栄養素が行き渡りやすくなり、髪にハリやコシを与え、抜け毛や薄毛を予防する効果が期待できます。
また、頭皮には数多くのツボがあります。シャンプーブラシで適度に刺激することでリラックス効果も期待できるでしょう。
2:毛穴の奥までしっかり洗浄できる
シャンプーブラシは、指先では届かない毛穴の奥まで洗浄できます。皮脂や汚れをしっかり除去することで、頭皮環境を整え、健康な髪を育む土台を作ることができます。
頭皮のベタつきや臭いが気になるという方は、ブラシの先端が細めのタイプなど頭皮の皮脂汚れケアに特化したシャンプーブラシがおすすめです。
3:顔のたるみやむくみにも効果的
シャンプーブラシは、顔のたるみやむくみが気になるという方にもおすすめのアイテムです。
頭皮は顔の皮膚とつながっているため、頭皮をマッサージすることで顔の筋肉も刺激されます。顔の筋肉が活性化することで、たるみやむくみを改善し、顔の筋肉がキュッと引き上がった印象になります。
最近、顔の輪郭がゆるんできたという方は、表情筋に効果的な頭頂部や側頭部を意識して使用するのがおすすめです。
シャンプーブラシの正しい使い方
自宅で手軽にできるヘアケアアイテムとして人気を集めるシャンプーブラシですが、間違った使い方をしている方は少なくありません。健康な頭皮と髪の毛を守るためにも、正しい使い方を知っておきましょう!
ここでは、シャンプーブラシの正しい使い方を5つのステップで解説します。
ステップ①:髪を予洗いする
まず、髪の毛が乾いた状態でブラッシングし、髪の毛に付着したほこりやちりなどをしっかり落とします。次に、ぬるま湯で頭皮の皮脂汚れや汗を洗い流し、髪の毛を予洗いします。
うなじや耳の後ろ周辺は、汚れが溜まりやすい部分です。しっかり濡らして汚れを洗い流すよう意識しましょう。ブラッシングと予洗いすることで、シャンプーの泡立ちが良くなり、汚れが落ちやすくなります。
ステップ②:シャンプーをしっかり泡立てブラシにのせる
シャンプーを適量手に取り、手のひらでしっかりと泡立てます。泡立てたシャンプーをシャンプーブラシにのせます。
シャンプーブラシ全体にまんべんなくシャンプーが行き渡るようにしましょう。
ステップ③:頭皮をマッサージするように洗う
シャンプーブラシを頭皮に軽くあて、小刻みに1〜2cmずつシャンプーブラシを左右前後に動かしながら洗います。
シャンプーブラシは、頭皮に負担をかけないように、優しく使うことが大切です。
ステップ④:髪の毛をしっかり洗い流す
シャンプーブラシで頭皮を洗い終えたら、指を使って髪の毛を洗います。髪の毛全体にシャンプーが行き渡るように、指のはらで優しく揉み込みましょう。
濡れた髪の毛は、キューティクルが開いているためダメージを受けやすい状態です。髪の毛をこすり合わせないよう揉み込むように洗うのがポイントです。髪の毛が長い方は、毛先が絡まらないよう注意しましょう。
シャンプーブラシ使用時の4つの注意点
シャンプーブラシは、使い方を間違えると頭皮を傷つけてしまうおそれがあります。特に、抜け毛や薄毛が気になる方は、知っておきたいポイントです。
ここでは、シャンプーブラシを使用する際の4つの注意点を解説します。
力を入れすぎない
シャンプーブラシは、頭皮をマッサージするようにやさしく使うことが大切です。力を入れて強くこすりすぎると、頭皮が傷つき、抜け毛や炎症の原因になる可能性があります。
特に、髪の毛が細い方や頭皮が敏感な方は、柔らかい素材のブラシを選び、力を入れすぎないよう注意しましょう。
髪の毛の絡まりに要注意
髪の毛の絡まりは、抜け毛や切れ毛を引き起こすおそれがあります。髪の毛はもちろん、頭皮への負担も大きくなるため注意が必要です。
シャンプーブラシを使用する際は、髪の毛が絡まらないよう以下の点に気をつけましょう。
- シャンプーブラシをぐるぐると円を描くように動かさない
- ヘアブラシのように髪の毛をとかさない
濡れた髪の毛は、キューティクルが開いているため非常にデリケートな状態です。シャンプーブラシは、髪の毛が絡まないようやさしく使用するのがポイントです。
長時間使用しない
シャンプーブラシは、長時間使用すればするほど効果が実感できるわけではありません。長時間使用することで、かえって必要な皮脂まで洗い落としてしまい、頭皮の乾燥やフケの原因になる可能性があります。
一般的なシャンプーブラシの使用目安は、以下の通りです。
シャンプーブラシの使用目安
- 1回の使用時間:2~3分程度
- 使用頻度:週に2~3回程度
なお、使用頻度はシャンプーブラシの種類によって異なるため、各製品の取扱説明書を確認してください。
使用後のブラシは清潔に
シャンプーブラシは、使用後に水でよく洗い流し、水分をしっかり拭き取って乾燥させることが大切です。シャンプーブラシに皮脂などの汚れや水分が残っていると、雑菌が繁殖しやすくなります。汚れが付着したまま使用すると頭皮のトラブルをひき起こしかねません。また、シャンプーブラシの劣化を早める原因にもなるため注意が必要です。
使用後は、お風呂場に放置せず、風通しの良い場所でしっかり乾かしましょう。
まとめ
シャンプーブラシは、頭皮の汚れをしっかり落とし、血行を促進する効果が期待できます。頭皮環境が改善することで、薄毛や抜け毛の予防にもつながります。
ただし、使い方を間違えると頭皮を傷つけてしまうおそれがあります。シャンプーブラシは正しい使い方で使用することが大切です。今回ご紹介した注意点を守り、頭皮の健康を維持しましょう。