カツラを使用していると、どうしても気になるのが他人の目。
カツラだとバレていないかと、常に周りを気にしてしまう方は少なくありません。
バレる心配をせずに、安心してカツラを使用したいという方は多いでしょう。
そこで今回は、カツラだとバレるポイントを徹底的に解説します。
バレないための対策も紹介するので、カツラバレが心配な方は、ぜひご一読ください。
カツラだとバレるって本当?注意すべきポイント

鏡でチェックしたときは自然に見えても、他人から見ると不自然なんてことは少なくありません。カツラだとバレるのには、必ず原因があります。
カツラバレするリスクを減らすためにも、以下のポイントをおさえておきましょう。
年齢とマッチしていない毛量
年齢を重ねるにつれ、髪が細くなりボリュームが減るのはごく自然な変化です。年齢や見た目とマッチしない毛量は、違和感を感じやすく「カツラかも?」と思われてしまう原因になりかねません。
カツラを選ぶ際、髪の毛を多く見せたいという心理から、つい毛量が多いカツラを選ぶ方がいます。しかし、年齢を重ねても若い頃と変わらない、あるいはそれ以上の毛量を維持していると、周りは不自然に感じてしまうものです。
不自然な生え際
カツラだとバレやすいポイントとして、「額・もみあげ・つむじ」などの生え際があげられます。
通常、生え際は、産毛(生え始めの細い毛)が自然なグラデーションを作っており、頭皮が透けて見えるのが当たり前です。毛流れも、人それぞれ異なり個性があります。
しかし、カツラでは人それぞれ異なる個性までは再現するのが難しく、違和感を与えがちです。特に、産毛や透け感がなく、毛流れが均一に整っているようなカツラは不自然な印象を与えやすいです。
装着位置のズレ
テレビのバラエティ番組のように、カツラが大きくズレることは稀ですが、些細なズレでも周囲に気づかれてしまうことがあります。特に、生え際の位置がズレていると、途端に不自然に見えがちです。
また、最初は正しく装着できていても、時間の経過とともにズレてくることがあります。特に、汗をかいたり、長時間着用したりする場合は、ズレやすいため注意しましょう。
カツラと他人にバレるきっかけとは?

カツラだとバレやすいきっかけとは、一体どのような状況なのでしょうか?ここでは、自分ではなかなか気づきにくいカツラがバレるきっかけを紹介します。以下のシチュエーションに注意して、バレるリスクを軽減しましょう。
近距離で見られる状況が多い
遠目では分からなくても、近くで見たらバレバレなんてことは少なくありません。
近距離で見られやすい会話中は、要注意な状況と言えます。相手の目や口元を見ながら話す方は多いですが、ずっと同じ箇所に視線を置く人はあまりいません。無意識に頭や首元、手などに視線をやりがちです。特に顔周りの生え際は視線を集めやすく、カツラの細かな不自然さが目についてしまいます。
また、髪をかきあげたり耳にかけたりする仕草は、視線を集めがちです。カツラバレしやすい生え際に、視線を向けさせる要因になりかねません。
風が強い日・雨の日
強風はカツラにとって天敵ともいえる存在です。強風によってカツラがズレたり、浮いたりするだけでなく、髪型自体も乱れてしまい、不自然さが際立ちます。特に、固定が甘い場合やサイズが合っていない場合はズレやすいため注意が必要です。
また、雨もカツラにとって気をつけたい状況です。雨によってセットが崩れるだけでなく、カツラの素材によっては濡れて重くなったり、型崩れしたりする可能性があります。特に、前髪が濡れてペタッとしてしまうと、生え際が目立ちやすくなります。
座っている時に上から見られる状況
座っている際に、立っている人から頭頂部を見られる状況は、カツラの弱点が露呈しやすいシチュエーションです。
頭頂部で渦を巻くつむじは、カツラで再現するのが難しい部分の1つです。渦の巻き方が不自然だったり、頭皮の透け感がなかったりすると、上から見られた際に気づかれやすいです。
特に電車内で立っている乗客は、無意識に目の前に座る人の頭頂部を見てしまうことがあります。バレたくないという理由から、席は譲り自分は立って乗車するというカツラ愛用者は多いようです。
バレないカツラ選びのポイント

カツラだとバレないためには、バレにくいカツラを選ぶ必要があります。ここでは、カツラバレしないために知っておきたいカツラ選びのポイントを紹介します。
1.素材選び
カツラである事がバレないようにするには、人毛に近い質感の人工毛や、人毛と人工毛のミックス素材が自然に見せるポイントです。テカリが強すぎるものは不自然に見えがちです。ゴワゴワしたり、硬すぎたりする素材は避け、自然な柔らかさを持つ素材を選びましょう。
ベースの素材は、メッシュ素材やレース素材など通気性の高いタイプがおすすめです。蒸れを防ぎ、快適な装着感を保つことができます。直接肌に触れる部分なので、肌に優しい素材がベストです。特に、敏感肌の方は慎重に選びましょう。
2.生え際
先述の通り、生え際の不自然さからカツラだとバレる可能性は高いです。カツラ選びの際は、以下のポイントをおさえて生え際をチェックしましょう。
- 自然な産毛や透け感が再現されているか
- フロント部分にレース素材を使用している
- つむじの毛の植え方が規則的すぎないか
- 毛の間隔が詰まりすぎていないか
- 髪の根元がふわっと立ち上がった立体的なつむじか
上記以外にも、つむじ部分に人工皮膚が使用されているカツラはバレにくいためおすすめです。人工皮膚は、頭皮に似せた特殊な素材で作られており、医療用のカツラにもよく使用されています。
3.サイズ感
カツラが大きすぎたり小さすぎたりすると、ズレたり浮いたりして不自然に見えがちです。自分の頭囲を計測し、ぴったりフィットするカツラを選びましょう。
サイズ調整が可能なアジャスター付きのカツラを選ぶと、よりフィット感を高めることができます。
4.髪色
髪色は、地毛の色に合わせるのが基本ですが、悩む場合は瞳の色と調和する色を選ぶとより自然に見えやすいです。瞳の色が茶色い方は、ブラウンやブロンド系、黒い方はブラックやダークブラウン系が自然です。単色よりも複数の色を混ぜると、自然な立体感が出ます。
地毛に白髪がある場合は、白髪の量や分布にも配慮が必要です。年齢に合った、自然な色を選びましょう。なお、カツラの髪色は、光の当たり方によって見え方が変わります。カツラを選ぶ際は、できるだけ自然光の下で確認することをおすすめします。
カツラバレを防ぐために知っておきたいこと
カツラバレしないためのカツラ選びも大切ですが、他にも注意したことがあります。ここでは、カツラバレを防ぐために知っておきたいことを一緒に確認しましょう。
後ろ姿や横もチェックする
身だしなみを整える際、正面はしっかりチェックしても、後ろ姿や横まではチェックしていないという方は多いのではないでしょうか?
人は正面からだけでなく、後ろや横からも見ています。特に後ろ姿は自分では確認しにくいため、意識していないと不自然になりがちです。後頭部や襟足の処理が不自然だと、カツラだと気づかれる原因になりかねません。
後ろ姿や横を確認するには、合わせ鏡を使いましょう。手鏡と壁に立てかけた鏡を利用して確認します。家族や友人などにチェックしてもらうのもおすすめです。自分では気づけないような点を、改善するきっかけになります。
正しい位置に着用する
カツラは正しく着用することで、自然な見た目を保ち快適に過ごせます。カツラのキャップのふちが自分の生え際よりも前に出ないように、少し後ろにずらすくらいの気持ちで着用すると自然に見えやすいです。
生え際の位置が分かりにくい場合は、眉毛から指4本分程度(約3〜4cm)の位置にカツラの生え際がくるように調整しましょう。
古くなったカツラは使用しない
古くなったカツラは、見た目の不自然さから周囲に気づかれやすいです。毎日のように使用するカツラは、時間とともに乾燥が進み、パサつきが目立つようになります。髪が傷み、ツヤが失われ不自然な見た目になりがちです。
一方、自分の髪はヘアサイクルにより古い髪は抜け落ち、新しい髪が生えてきます。光に当たると、ツヤのある新しい自分の髪と古くなったカツラの髪の差が明確になりがちです。
定期的な買い替えや適切なメンテナンスを行うことで、カツラをより自然に、長く使用することができます。カツラは、2〜3年程度を目安に交換することを推奨しています。
発毛サロンに相談する
カツラの使用に関して不満や悩みがあるなら、他の選択肢を検討するのも1つの方法です。薄毛が気になるなら、薄毛を引き起こす原因を知り、原因にあわせた対策をすることが大切です。
毛髪に関する専門知識を持ったプロがいる発毛サロンでは、頭皮の状態や髪質、ライフスタイルなどを考慮し、1人ひとりに合わせたアドバイスがもらえます。薄毛や抜け毛に関するあらゆる悩みに対応してくれるため、自分に最適な薄毛対策を見つけることが可能です。
多くの発毛サロンでは、プライバシーに配慮した個別カウンセリングを行っています。周りの目を気にすることなく気軽に相談できるため、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか?
まとめ
薄毛が気になる方にとって、カツラは手軽で便利なアイテムです。しかし、カツラだとバレる心配をしながら使用するのは、ストレスに感じやすいものです。
カツラだとバレやすいポイントときっかけを知ったうえで、バレないための対策をすることで、バレるリスクを大幅に軽減することができます。
もし、カツラの使用に不満や悩みがあるなら、薄毛の根本的な改善を目指しませんか?毛髪に関する専門知識を持ったプロがいる発毛サロンなら、あなたに合った薄毛対策を提案してくれます。ぜひ一度、相談してみてはいかがでしょうか?