おでこの広さが指4本入る時は薄毛の兆候?薄毛の判断基準とカバーする方法

おでこの広さが指4本入る時は薄毛の兆候?薄毛の判断基準とカバーする方法
【この記事を読むと分かるポイント】
  • 「おでこの広さが指4本分は薄毛の兆候」の真相
  • 薄毛の判断基準
  • 広いおでこをカバーする方法

おでこの広さが指4本分は薄毛の兆候」などといった噂を、耳にしたことがありませんか?

SNSをはじめとしたネット上には、あらゆる情報が溢れかえっています。抜け毛や薄毛が気になりだすと、さまざまな情報が目に入り、一体どの情報を信じたらいいのか分からなくなってしまうことも少なくありません。

そこで今回は、「おでこの広さが指4本分は薄毛の兆候」という噂の真相を解説します。薄毛の判断基準と広いおでこをカバーする方法も紹介するので、おでこが広く、薄毛が気になるという方は、ぜひご一読ください!

「おでこの広さが指4本分は薄毛の兆候」と言われる理由

「おでこの広さが指4本分は薄毛の兆候」と言われる理由

結論から述べると、「おでこの広さが指4本分は薄毛の兆候」という噂の真相は、医学的根拠はなく事実ではありません。

おでこの広さや形は、体格や骨格などと同じく先天的な特徴であり、人それぞれ違うのが当たり前です。生まれつきおでこが広いだけで、指4本分入る広さだからといって、将来的に薄毛につながるとは限りません。

では、なぜ「おでこの広さが指4本分は薄毛の兆候」という噂が広まったのでしょうか?

1.おでこの広さの平均が指3本分だから

おでこの広さは、5〜6cmくらいが平均と言われています。指3本分の平均がちょうど5〜6cmくらいなため、定規で測るよりも簡易的に指を用いてたとえられるようになったことが考えられます。

平均である指3本分よりも1本分多い、指4本分入る場合は、平均よりもおでこが広いという事実だけであって、薄毛の直接的要因とは言えないでしょう。

2.おでこから薄くなるタイプの薄毛があるから

「薄毛」とひと言でいっても、全体的に髪の毛が薄くなるだけでなく、頭頂部や生え際といった特定箇所から薄くなるケースなど、さまざまなタイプが存在します。

「おでこハゲ」や「M字ハゲ」などと呼ばれる、おでこの生え際部分の髪の毛が薄くなるタイプの薄毛もあります。おでこの左右の剃り込み部分に薄毛が生じ、アルファベットのM字形に見えるのが特徴です。

おでこが平均よりも広いことで、おでこハゲを疑い、「おでこの広さが指4本分は薄毛の兆候」という噂につながったことが考えられます。

自分が薄毛かどうかの判断基準について

自分が薄毛かどうかの判断基準について

おでこの広さが気になる場合、「おでこハゲ」や「M字ハゲ」などと呼ばれるおでこが後退するタイプの薄毛ではないかと心配になりますよね。

たとえ、生まれつきおでこが広い方であっても、後天的な要因でひき起こされる薄毛を心配する方は少なくありません。

ここでは、おでこの広さが先天的なのか、それとも後天的な薄毛でおでこが広いのかの判断基準をご紹介します。

1.髪の毛の太さ

先天的におでこが広いのではなく、後天的な薄毛の場合、髪の毛の太さで判断するのも1つの方法です。

特に注目したのが、おでこの生え際の髪の毛です。太くハリのある髪の毛が生えているのであれば、過度に心配する必要はないでしょう。もし、おでこの生え際の髪の毛が、弱々しいやせ細った髪の毛が生えているなら、後天的な原因による薄毛であることが考えられます。

男性型脱毛症(AGA)の原因物質の1つである「5αリダクターゼ」は、生え際に多く分布することが知られています。生え際に、細く弱々しい産毛のような髪の毛が生えている場合は、男性型脱毛症(AGA)を発症している可能性が疑われます。前髪をかき上げた際に、おでこがM字型に後退している場合は、男性型脱毛症(AGA)を発症している可能性が高いでしょう。

2.全体的なボリューム

おでこが広いだけでなく、頭頂部や髪の毛全体の量が減っているという場合は、後天的な薄毛の可能性が考えられます。

抜け毛の量が増えるなど、気になる症状がある場合は要注意です。男性型脱毛症(AGA)や、びまん性脱毛症などの脱毛症を発症している可能性があります。

髪の毛の全体的なボリュームが減り、地肌が透けて見えるような場合は、早急に薄毛対策することをおすすめします。

3.遺伝の可能性

薄毛の遺伝子は、高い確率で子や孫に影響を及ぼすと言われています。特に、男性型脱毛症(AGA)は、親族に薄毛の人がいる場合、高い確率で発症することが分かっています。

薄毛が遺伝する確率は、母方の祖父が薄毛の場合で約75%、母方の祖父・曽祖父ともに薄毛の場合で約90%と言われています。ただし、母方に薄毛の人がいるからといって、絶対に男性型脱毛症(AGA)が発症するということではありません。

日々の生活習慣による頭皮環境の悪化や血行不良などが原因で、抜け毛や薄毛を引き起こす可能性もあります。

広いおでこをカバーするヘアスタイルのポイント

おでこの広さが気になるなら、ヘアスタイルを工夫するのも1つの方法です。ここでは、広いおでこをカバーするおすすめのヘアスタイルをご紹介します。お気に入りのヘアスタイルを見つけるために、ぜひ参考にしてください。

1.生え際を目立たなくする前髪

広いおでこを手軽に隠したい場合は、前髪を変えてみましょう。

おでこの広さが気になる方におすすめしたい前髪は、斜めに流す前髪です。薄くなった生え際を隠しているという印象を与えずに、気になるおでこの広さをカバーすることができます。

トップから多めに髪の毛をもってきて、ボリューム感のある厚めの前髪を作るのも効果的です。パーマをかけたり、毛先を遊ばせたりするなどアレンジを加えることで、より自然な印象を与えます。

2.トップにボリューム感を出す

サイドは短めにカットし、トップにボリューム感を出すことで視線が上に集まります。おでこが広くても、目立ちにくいヘアスタイルです。

サイドを短く刈り込むツーブロックは、年代を問わず人気があり、長さを変えたりパーマをかけたりなど、アレンジもしやすくおすすめです。

3.短めにカットする

おでこが広いからといって、髪の毛を伸ばして無理に隠そうとするのは逆効果の場合があります。短めにカットしたショートヘアのほうが、おでこの広さや薄毛が目立たないケースもあります。すっきりとした短めのヘアスタイルは、小顔に見せる効果も期待できますよ。

あまり短すぎるのは抵抗があるという方は、今流行りのショートレイヤーヘアがおすすめです。

トップから毛先に向かって長めに残していき、段差を作るため、髪全体に動きが出やすくボリュームアップして見えます。前髪を下ろして斜めに流すこともでき、アレンジを楽しみながら広いおでこを隠すことも可能です。

薄毛の進行で生え際が気になる方の対処法

おでこの広さが気になるという方の中でも、後天的な薄毛が疑われる場合は、適切な方法で対処する必要があります。ここでは、薄毛の進行により生え際が気になる方の対処法をご紹介します。

生活習慣の見直し

健康な髪の毛を育てるためには、生活習慣を見直すことが大切です。ホルモンバランスの乱れや血行不良は、頭皮環境を悪化させ、薄毛を引き起こす要因の1つです。以下のポイントをおさえて、生活習慣の見直しを心がけましょう。

  • バランスの良い食生活
  • 質の高い睡眠
  • 適度な運動
  • ストレス解消を心がける

健康な髪の毛を育てるためには、バランスの良い食事が欠かせません。

特に、「たんぱく質」「ビタミン」「ミネラル」は、髪の毛のために積極的に摂取したい栄養素です。夜はぐっすり眠りにつけるよう、日中は適度に体を動かしましょう。また、薄毛とストレスは密接な関わりがあります。日ごろから、こまめにストレス発散できるよう心がけることも大切です。

育毛剤を使用する

おでこの広がりが気になる場合は、育毛材を使用するのもおすすめです。

育毛剤は、今生えている髪の毛の成長を促進させる効果が期待できます。頭皮環境を整える効果があり、より太く丈夫な髪の毛が育ちやすくなります。薄毛を進行させる原因物質の生成を防ぎ、抜け毛を予防する効果も期待できます。薄毛の予防対策として、育毛剤は有効なアイテムです。

ただし、育毛剤は髪の毛を増やすことはできません。あくまでも、頭皮環境を整え、髪の毛の成長をサポートすることが目的であることを理解しておきましょう。また、すぐに効果を実感するのは難しく、根気よく継続して使用する必要があります。

薄毛であると判断された場合は、育毛剤ではなく医薬品である発毛剤を使用する必要があります。

サロンやクリニックに相談する

薄毛の進行によりおでこの広がりが気になる場合は、サロンやクリニックに相談するのも1つの方法です。ヘアスタイルでカバーしたり、生活習慣を見直したり、さらに育毛剤を使用したとしても、薄毛が根本的に改善するわけではありません。

薄毛の原因は、生活習慣やストレス、遺伝など、さまざまなことが考えられます。特に、進行性の脱毛症である「AGA(男性型脱毛症)」は、早期発見・早期治療が効果的です。

薄毛対策は、まず薄毛や抜け毛の根本的な原因を知ることが重要です。サロンやクリニックでは、一人ひとりの頭皮や髪の毛の状態をチェックし、頭皮状態にあった治療法や的確なアドバイスがもらえます。

\ 薬を使わない発毛施術を特別価格で体験! /

まとめ

おでこの広さや形は先天的な特徴であり、人それぞれ違うのが当たり前です。生まれつきおでこが指4本分入る広さだからといって、必ず将来薄毛につながるとは限りません。

しかし、抜け毛が増え髪の毛全体のボリュームが減ったり、細く弱々しい髪の毛が増えたりした場合は、なにかしらの原因による薄毛の可能性が疑われます。

薄毛対策を開始するのに早すぎるということはありません。無料相談を実施しているサロンやクリニックも多いため、一度相談してみてみてはいかがでしょうか?