フィナステリドをやめてよかった人の特徴とは?やめるタイミング徹底解説

フィナステリドをやめてよかった人の特徴とは?やめるタイミング徹底解説
【この記事を読んでほしい人】
  • フィナステリドをやめようか悩んでいる人
  • フィナステリドで治療するか悩んでいる人

フィナステリドは、AGAに対して化学的効果が証明されている代表的な治療薬の1つです。

フィナステリドを使用して、実際にAGA治療を行っているという人は多いでしょう。

しかし、フィナステリドはすべての人が同じ効果を実感できるとは限りません。効果を実感している人がいる一方で、なかなか効果を実感できず、このまま治療を続けるべきかと悩む人も少なくありません。

実際に、フィナステリドをやめてよかったという人もいるようです。

そこで今回は、フィナステリドをやめるタイミングとやめてよかった人の特徴について解説します。フィナステリドをやめた後の対処法についても紹介するので、フィナステリドを続けるべきか悩んでいる方はぜひご一読ください。

フィナステリドをやめるタイミングとは

フィナステリドをやめるタイミングとは

フィナステリドを用いてAGA治療を開始したものの、なかなか効果を実感できない場合、このまま治療を続けるべきかどうか悩んでしまいますよね。

ここでは、フィナステリドをやめるタイミングについて解説します。ただし、フィナステリドをやめるには、医師の判断を仰ぐ必要があります。

以下の項目にあてはまり、フィナステリドの使用をやめたい場合は、自己判断せず、必ず医師に相談しましょう。

1:6ヶ月以上使用しても効果が見られないとき

フィナステリドの効果は個人によって差があります。一定期間使用しても効果を実感できない場合は、他のAGA治療法を検討したほうがよい可能性もあります。

日本皮膚科学会が定める「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」では、フィナステリドの使用期間は、少なくとも6か月程度は内服を継続し、効果を確認すべきとしています。

6か月以上治療を継続しても効果が実感できない場合は、医師に相談することをおすすめします。

なお、フィナステリドが効かない場合、考えられる理由は以下の通りです。

フィナステリドが効かない原因

  1. 遺伝的要因やホルモンバランスの問題
  2. AGAの進行が既に進んでいる
  3. ストレスや栄養不足による脱毛

2:長期使用による効果の減少

フィナステリドは、一定期間継続して服用することで抜け毛や薄毛を予防する効果がある治療薬です。しかし、フィナステリドの効果は時間の経過とともに変化する可能性もあります。

治療開始当初は、確かな効果を感じられていた方でも、時間の経過とともに効果が感じられなくなるケースもあります。

適切な治療を継続するためには、定期的な医師の診察と毛髪の状態のチェックが重要です。長期間のフィナステリドの使用により、効果が減少していると判断される場合は、フィナステリドはやめて他の治療法を検討するのも1つの方法です。

3:副作用がひどくつらい場合

AGA治療薬の中でもフィナステリドは、比較的副作用が少ない治療薬と言われています。しかし、個人の体質によっては合わない場合もあります。また、普段は大丈夫な方でも、その時の健康状態や心理的ストレスなどの影響で副作用が現れるケースも少なくありません。

フィナステリドの代表的な副作用について

・肝機能障害

・うつ症状

・性機能障害(勃起機能不全・性欲減退・性液量減少など)

上記以外では、発疹や頭痛、乳房障害などの報告もあります。ただし、副作用はフィナステリドに限ったことではありません。「医薬品」であれば、少なからず副作用は存在するということを理解しましょう。

万が一、副作用がひどくなかなか治まらない場合は、医師に相談しフィナステリドをやめるか検討してください。

4:治療目標を達成したとき

フィナステリドを用いたAGA治療により薄毛が改善され、専門医の評価に基づき治療目標が達成されたと判断された場合は、フィナステリドをやめることを検討してもいいでしょう。

ただし、フィナステリドを完全に断薬をしてしまうと、服用前の毛量に戻ってしまう可能性が非常に高いです。そのため、薬の量を減らす現役も含めて検討するようにしましょう。

フィナステリドをやめてよかった人の特徴

フィナステリドをやめてよかったという人は、一体どのような人なのでしょうか?一緒に確認していきましょう。

効果を実感できなかった人

フィナステリドの効果に関しては、日本皮膚科学会によって確認されており、多くの人が効果を実感しています。とはいえ、フィナステリドの効果を実感できない人もいるのが現実です。

先述の通り、遺伝的要因やホルモンバランスの問題などによりフィナステリドが効かない場合もあります。

しかし、効果を実感できなかったという方の中には、フィナステリドの働きを正しく理解できていない方も少なくありません。フィナステリドは積極的に発毛を促すというよりも、抜け毛を抑制し、現状を維持する目的で用いられています。フィナステリドを用いて治療を開始したからといって、いきなり髪の毛が増えるわけではありません。

フィナステリドの効果を正しく理解しておくことが大切です。

継続してかかる治療費が負担になる人

フィナステリドをやめる理由として、金銭的な負担をあげる人も少なくありません

フィナステリドの費用は、医療機関やクリニックなどによって異なりますが、月額数千円程度が一般的です。

一時的な脱毛症とは異なり、AGAは進行性の症状が特徴です。現在の頭髪を維持したい場合や発毛効果を得たい場合、フィナステリドの服用を一定期間継続する必要があります。治療開始前は、数千円程度であれば問題ないと思っていても、治療が長期間にわたり、いつまで続くのか分からない状態が続けば負担に感じることもあるでしょう。フィナステリドの他にもAGA治療薬を併用している場合は、さらに治療費がかさみ負担も大きくなります。

基本的にAGAは、一生付き合っていく必要がある症状です。AGA治療は、金銭的な計画をしっかりたてた上でスタートさせることをおすすめします。

副作用が心配な人

フィナステリドに限らず、薬の服用には副作用がつきものです。

フィナステリドの副作用が起きる確率は極めて低いですが、AGA治療は長期間の服用が必要なため、副作用が発症するおそれがあります

特に、副作用でつらい経験をしたことがある方にとっては、副作用の心配から解放されることはやめてよかった大きな理由になるでしょう。

妊活をはじめる人

妊活をはじめたいと考えている人は、フィナステリドの使用は避けることを推奨します。先述の通り、フィナステリドは、勃起不全や性欲減退、性液量減少などといった生殖器に関わる副作用があり、妊活に悪影響を及ぼしかねません。

また、フィナステリドは皮膚から吸収されやすく、万が一、パートナーがフィナステリドに触れた場合、胎児にも影響を与えるおそれがあります。

妊活をはじめる場合は、フィナステリドの服用を中止してから3か月以上経過してからにしましょう。

初期脱毛が嫌な人

フィナステリドの服用を開始するとほとんどのケースで現れるのが「初期脱毛」です。初期脱毛は、フィナステリド服用開始後、およそ10日〜2週間程度で現れ、1〜2か月程度すると少しずつ治まることが一般的です。しかし、人によってはなかなか治まらずに3〜6か月程度続くケースもあります。

初期脱毛は大きなストレスになる場合もあり、フィナステリドによるAGA治療を断念したり、やめてよかったと感じたりする方もいるようです。

自分に合ったAGA治療法を見つけたい人

AGAの治療法にはいろいろあり、自分に合った治療法を見つけることが重要です。

フィナステリドをやめて、他のAGA治療法を試すことで、今まではなかなか改善されなかったAGAが劇的に改善されたというケースは少なくありません。フィナステリドをやめることは、AGA治療を諦めるのではなく、より自分に合った治療法を探すいい機会になるでしょう。

今までのAGA治療薬が身体に合わなかった方でも、安心して取り組めるAGA治療法はあるはずです。フィナステリドをやめる際は、事前に調べておきましょう。

~男性・女性の発毛症例多数~

フィナステリドをやめた後の対処法

フィナステリドをやめた場合、頭髪の状態はどのように変化するのでしょうか?フィナステリドをやめる前に、きちんと知っておくことが大切です。

フィナステリドをやめた後の対策についてもしっかり確認して、AGAの進行を防ぎましょう!

フィナステリドをやめたらどうなる?

AGAは進行性の脱毛症のため、フィナステリドの服用をやめてしまうと体質は元に戻り、薄毛が進行してしまいます。

フィナステリドをやめても、薄毛を改善したいのであれば、他のAGA治療法を検討しましょう。

フィナステリド以外AGAの進行を抑える方法

AGA発症前であれば、生活習慣や食生活を見直すことでAGAを予防できます。しかし、進行性の脱毛症であるAGAは1度発症してしまうと、自然に止める方法はありません。

一般的にAGAの進行を抑えるためには、AGA治療の効果があるとされる投薬治療が有効と言われています。科

学的根拠のあるAGA治療薬はフィナステリドだけではありません。フィナステリドをやめるのであれば、デュタステリドやミノキシジルなど他のAGA治療薬を試してみるのも1つの方法です。専門の医師に相談の上、検討してみましょう。

なお、投薬による副作用が心配な場合は、投薬以外の方法もあります。

【投薬以外のAGA対策】

  • 毛髪再生メソセラピー
  • 毛根再生注射
  • 自毛植毛

ご自身に合う方法を見つけて、AGAの進行を防ぎましょう。

まとめ

AGAに対して化学的効果が証明されているフィナステリドは、AGAで悩む多くの人に用いられているAGA治療薬です。実際に効果を実感できる人がたくさんいる一方で、なかなか効果を実感できずに治療を続けるべきか悩む人も少なくありません。

もし、フィナステリドを6か月以上継続して使用しても思うような効果を得られなかったり、副作用が心配だったりする場合は、他のAGA治療法を検討するのも1つの方法です。

AGAは人それぞれ症状が異なり、治療法によっても効果は異なります。ぜひ、ご自身にあったAGA治療法を見つけてAGAの進行を防ぎましょう!